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30代、不育症から出産へ

30代、不育症から出産へ

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カテゴリ:体験談

第一子を妊娠するまでの間、約2年間の妊活を体験しました。どうして自分に授からないのか、検査の必要性もまったく感じていなかった無知なわたしは、そもそもどの時期にどうすれば妊娠をするのかすら理解していませんでした。

コンドームを着けていればしない、中で出せば妊娠する、くらいの浅はかな知識だったのです。30歳になってようやくおかしいのかも知れないと焦りはじめ、様々な情報を集めるようになりました。今となっては当たり前の排卵期計算など、この時までまったく知らずに過ごしていたのです。

基礎体温を地道に測り、排卵検査薬を使用して1年経った頃ようやく自然に授かることができました。はじめて妊娠検査薬が陽性になったときは、飛び上がるほど喜びました。しかし、心拍を確認できてからわずか2週間後、10週での稽留流産となってしまいました。

人生でこれほどダメと言われたことがないほど自分を否定された気持ちになり、ソウハ手術の後は喪失感と無力感で鬱になってしまいました。抗鬱剤や睡眠導入剤を飲みながらの妊活は本当に辛ったです。医者からは鬱の回復のために、妊娠を目指すことは諦めないでと、薬もなるべく漢方に切り替えていったり、甲状腺に問題がないかなど、積極的に検査をしてくれました。

そこで分かったのは、不育症であるということです。耳慣れない言葉だったので戸惑いましたが、体内のタンパク質の数値が人によってどの数値が高いかは違うようですが高く、胎児の心臓部に血栓ができやすいため育たなくなってしまうというものでした。

その結果を受けるまで、実は3度の流産を経験しており、心身ともに疲れ切っていたわたしは、もうこれ以上は無理かもしれないと諦めかけていました。不育症ということが分かった以上、妊娠することは可能であり、ある程度までは胎児も育つということです。血栓をつくらせないために、妊娠中は毎日低用量アスピリンの服用が必要になること、ストレスによってホルモンバランスが崩れると、子宮への血流も滞る可能性があるため、仕事は休み療養を続けることにしました。そして鬱や不眠で飲む薬は現状、妊娠継続に問題を起こすものではないことなどを産婦人科医の丁寧な説明で、ようやく希望を持つことができました。

あきらめずに妊活を継続し、妊娠検査薬で陽性が出た時点ですぐに受診をし、早期から低用量アスピリンを服用しました。また、心拍が止まるかもしれないという不安をぬぐうため、通常は2週間に1回の初期検診も毎週来て良いと言っていただけました。不妊の治療で、授からないという状況も辛いことだと思います。同じように、胎児が存在するのに自分の体質の問題で死んでしまうことも辛いことです。身体の何が原因で、対処はどうすれば良いのか、それを細かく説明し、産後まで寄り添って看てくださった先生に心から感謝しています。無事に第一子を出産したときは、精魂尽き果てた状態になりました。

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