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コウノトリ

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カテゴリ:体験談

私が結婚したのは29歳の時でした。結婚式や新婚旅行、仕事の引き継ぎなどでしばらくバタバタとすごし、1年が経った頃そろそろ赤ちゃんが欲しいと思いました。

その頃の私は恥ずかしい程に知識がなく、赤ちゃんは欲しいと思ったら出来ると信じていました。ところがそれから半年間、毎月毎月規則正しくやってくる生理。なんで出来ないんだろう?とやっと、微かな疑いを持ちました。

ただ、当時の私は本当に知識がなく、どうしたら良いのか途方に暮れました。30歳を過ぎ、悠長にコウノトリを待っている場合じゃないのは感じつつ、どうしたら良いのか分かりませんでした。そんな時、市からの通知が届きました。子宮ガン検診無料券でした。今までの私なら婦人科なんて怖いし、面倒と思ったでしょう。でも、その時はチャンスと思いました。婦人科に行くきっかけを得たのです。

夏のある日、私は自宅近くのレディースクリニックに向かいました。子宮ガン検診に来ましたと告げ、渡された問診票を書きます。さり気なく備考欄にそろそろ妊娠を希望しておりますと記入しました。迎えてくれた先生はにこやかでした。結婚して何年?と言われ、もう少しで2年ですと答えました。

先生の話では僕らの定義では2年間、避妊せずにしていて妊娠に至らない場合を不妊とします。不妊と言っても様々な要因があってねと説明してくれました。そして、せっかく今日こうして来てくれたから、子宮ガン検診のついでに検査してみようか?と言われました。私は自分の知識のなさを反省しながら、今出来ることをやらなきゃと思いました。30歳にして、初めての婦人科の診察椅子はテレビでしか見たことがないアレでした。

下着を脱いで座ってくださいと慣れたように看護師さんに言われます。全てが恐る恐るです。うん、筋腫もないし子宮は綺麗だね、とりあえず排卵のチェックとタイミングを見てみようか。基礎体温はつけてる?と先生に言われ、つけていませんと答えました。自分とは無縁だと思っていた事がどんどん突き付けられる気分でした。

その日から私の妊活がスタートしました。基礎体温、葉酸サプリ、主人はマカ、冷え対策、病院に通い排卵をチェックしてもらい今夜タイミングをとってみてねと言われます。性行為の日にちを誰かに決められるなんて微妙な気分になりました。何ヶ月か経った頃、卵管造影検査とご主人の精液検査をさせてくださいと言われました。その時は結婚して2年が経過していました。もう、その頃の私は妊活に対して前向きになっていました。

赤ちゃんは作るものではなく、授かるものだと信じていましたが、努力も必要なのだと改心しました。安心して赤ちゃんがきてくれるパパとママになろうと決めました。卵管造影検査、精液検査、ヒューナーテスト、大きな問題はないけれど、なかなか妊娠出来ずにいました。体外受精も考えてみますか?という話を先生から提案されました。経済的なことなど説明があり、ご夫婦で相談されてくださいと言われました。なかなか踏み切れず、そのまま時間が過ぎてしまいました。主人から赤ちゃんが出来なくても、2人で楽しく暮らすのも僕は幸せだと思うよと言われ、体外受精はしないと決めました。妊娠がわかったのは体外受精をしないと決めた次の月でした。

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